東京各社撰抜新聞 市川女寅

ID
F-320-407
name
東京各社撰抜新聞 市川女寅
alternatename
トウキョウカクシャヨリヌキシンブン イチカワメトラ
collection
怪談・妖怪コレクション
alternatecollection
カイダン・ヨウカイコレクション
Cultural property
指定:未指定
quantity
1枚
size
縦37.00 cm 横25.00 cm
material
原品: 紙
authenticity
実物
era
明治時代
year
1879
year 1879年
era_2
明治
era_3
AD1879 世紀:19-D 時代:明治時代 元号:明治 - 12 年
location
description
錦絵 大判  画工:歌川国貞3(歌川国政4) 梅堂国政図 年玉印  版元:山本平吉  彫師:彫栄  時代:明治12年5月  明治十二年五月廿日御届  その他キーワード:新聞錦絵 幽霊 行灯 布団   市川女寅が死んで後、贔屓にしていたある婦人の枕辺にたち現れ、すぐまた消えたという話。   ※行く水の流れと人の身のうへは。三日見ぬ間に若楓。夜半の嵐にはかなく散りて。名のみ残せし市川女寅は。まだ其年もやうやうに二十四孝を此世の名残。五月初めの九日明治十二年に十万億土の旅の空。行てかへらぬその人を贔負の強くをしむが中に聖天町に住む或る婦人が。取分女寅が死をかなしみ。袖に涙も瀧野屋が。事のみ思ひ愁傷の。やるかたもなく碌々に。夜るも寝られず繰る数珠に。御経読誦のりんの音。かすかに照らす燈火もしめりがちなる五月雨。消なんとする行燈の傍に佇ずむ人かげに打驚ろきてよく見れば。紛ふ方なきその人に似はせでやつぱり正直の太夫さんかと思はずも一声たかき我こゑに夢はやぶれて枕辺にのこるは女寅が写真のみ今は遺物と抱しめて。回向せう迚お姿を絵には写しはせぬものとまたも涙にくれしとぞ
Owner
国立歴史民俗博物館
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