天文方渋川家関係資料(海野家資料)

ID
F-552
name
天文方渋川家関係資料(海野家資料)
alternatename
collection
天文方渋川家関係資料(海野家資料)
alternatecollection
Cultural property
quantity
13点
size
material
authenticity
実物
era
year
0
year
era_2
era_3
AD
location
description
海野家に旧蔵された、幕府天文方・渋川家に伝来した資料群である。渋川家伝来の資料として知られているのは、最後の天文方・渋川敬典の娘たみの婚家・浅野家に旧蔵された資料274点で、現在は「天文方渋川家関係資料」とタイトルを付され、準貴重書として国立国会図書館に所蔵されている。これらは、初代の渋川春海(1639-1715)から敬典(1838-1904)まで約200年12代にわたる文書、記録、著書等からなる。それに対して本資料群は、敬典のもう一人の娘ことの婚家・海野家に旧蔵されていたもので、散逸したとされていたが、このたび発見された。、天文暦学の伝授にあたって天文方に提出された誓約書類が多く、最も古いもので延享3年(1746)、新しいもので天保3年(1832)が含まれている。天文方からの専門的知の伝授が、長期間にわたり日本各地に広がっていたことを窺わせるものと言える。幕府天文方は8家あったが、明治維新後その資料の多くは失われ、現在では渋川家のものを除き、ほぼ散逸してしまっている。本資料群は、数は少ないながらも、日本近世の天文暦学史の研究にとって極めて重要な資料群であり、今後のさらなる調査研究が期待されるものと言える。当該資料は、国立国会図書館に収蔵されている浅野家に伝来した資料とともに天文・暦学の知がどのように継承されていったのかを示している点で極めて貴重である
Owner
国立歴史民俗博物館
Rights