版本妙法蓮華経(自巻第二至巻第八)

ID
H-507
name
版本妙法蓮華経(自巻第二至巻第八)
alternatename
ハンポンミョウホウレンゲキョウ(カンダイニヨリカンダイハチニイタル)
collection
版本妙法蓮華経(自巻第二至巻第八)
alternatecollection
ハンポンミョウホウレンゲキョウ(カンダイニヨリカンダイハチニイタル)
Cultural property
指定:未指定
quantity
7巻
size
material
原品: 斐紙
authenticity
実物
era
室町時代
year
1345
year 1345年
era_2
貞和
era_3
AD1345 世紀:14-B 時代:室町時代 元号:貞和 - 01 年
location
description
南北朝時代刊  紙本木版  巻子装  巻第一を欠く。  装飾を施した美しい版経で、巻第八の奥書より本経は足利尊氏が貞和元年12月20日に伊予国三嶋社に奉納した法華経であることがわかる。奥書の本文・花押ともに一筆で、その筆跡は他の尊氏のものに酷似し、彼の自筆と認められる。また奥書には「令所望法華経外題之間染筆畢」とあり、本経の外題も尊氏筆にかかるものといえる。尊氏の自筆があることや、瀬戸内海とくに有力水軍との関係の深い三嶋社に奉納されたことから、尊氏が水軍を重視していたことを示すものである。なお、料紙は厚手の斐紙を用い、本文摺写後金界線を引き、天地欄外部に金銀切箔野毛砂子を散らす。表紙は茶地の斐紙に料紙と同じく金銀切箔野毛砂子を散らし、見返しには銀小切箔を散らしている。摺写の文字に破損摩滅の跡はなく、ほぼ初刷と考えて差し支えなく、尊氏奉納経にふさわしいものである。あるいは彼が各地の寺社に奉納させるために、新しく開板摺写させた法華経の一つではなかろうか。
Owner
国立歴史民俗博物館
Rights