北海道沙流川アイヌ風俗写真

ID
F-387
資料名
北海道沙流川アイヌ風俗写真
資料名カナ
ホッカイドウサルガワアイヌフウゾクシャシン
コレクション名
北海道沙流川アイヌ風俗写真
コレクション名カナ
ホッカイドウサルガワアイヌフウゾクシャシン
文化財指定
指定:未指定
点数
391点
大きさ
材質
実物か複製か
実物
時代
西暦年
0
西暦年
元号
年代表記
地理情報
説明
本コレクションには、アイヌ民族の儀礼「イヨマンテ」を撮影したものが含まれている。アイヌ民族は、熊を神の仮の姿と考え、神がみやげとして持ってきた肉と毛皮のお礼として、盛大な儀式を催して熊の魂を神の国に送り返し、その再来を願うとされる。これらの写真は、北海道沙流郡平取の写真技師、冨士本繁蔵氏が、スコットランド出身の医師、ニール・ゴードン・マンローの依頼で撮影されたものとされる。マンローが来日したのは明治24(1891)年、横浜や軽井沢で医療活動を行う傍ら、日本の先史時代に深い関心を寄せ、考古学の研究を行なったが、その後マンローの関心はアイヌ文化への研究へと移行し、大正時代初期には北海道の数箇所でアイヌ文化についての調査を行なった。これらの写真に写っているイヨマンテは、昭和5(1930)年12月3日付室蘭毎日新聞により25日に行う予定と伝えられたものと考えられる。購入した熊を使って、研究のためにおこなわれたイヨマンテであり、本来的な目的でアイヌ民族が自ら行ったものではなかった。明治以降のアイヌ民族の同化政策により、イヨマンテが本来の目的と形式で行われることは少なくなった。
所蔵
国立歴史民俗博物館
権利表示